今日は金子議員が登壇しました。
質問の中でも、建退共に対しての質問に注目をしました。健退共とは、建設労働者の退職金制度のようなもののことです。建設労働者は、仕事場所が短期で変わりますので、サラリーマンや公務員のように退職金をもらうことが困難です。ですから請負会社から、仕事に行くたびに証紙をもらいます。その証紙を手帳に貼りためていれば数百万円になるそうです。それが退職金に相当するということです。(説明がうまくなく正確ではないかもしれませんが)
市が発注する工事では、建退共の様子を報告する用紙があります。その報告数などが今日の金子議員の質問で明らかになりました。全体の工事数からすると割合がだいぶ低いと思いました。でも、建設現場を訪問するたびに聞き取りをしますが、手帳を持たない人や制度を知らない人もいて、せっかくの制度が建設労働者のために活用されていない様子を見ているので、やはりという感じです。市の責任として、周知はもちろんですが、公共工事にはしっかりと証紙を張ってもらうことを確認することが大事だと思います。