今日は若者憲法集会が東京各地で開催。

私は、午前中の分科会「労働組合って憲法で保障されているんだって!?」に参加しました。

若者集会なので、娘を誘って一緒に行きました。

10時開会で、まずミニ学習です。「憲法に息づく労働する権利、労働基本権」を、東京法律事務所弁護士・笹山尚人さんから学びました。笹山弁護士のお話は、事例に基づいていましたが、憲法の部分では、分かりやすくとっても勉強になりました。笹山弁護士が取り組んだ事例で困難な事例では、労働組合が一緒に動いてくれたからこそ、勝ち取った事例があり、判例でも最初の和解案からは真逆の和解内容になったものが印象的だったとのお話でした。それは、ICレコーダーや記録など証拠となるものがもなく、証言してくれる人もいない本当に困難な事例でしたが、組合の運動で、その会社内の世論を作り出すことができたと。

労働組合の定義は、労働者が主体となって自主的に労働条件の維持改善その他の経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体又はその連合体を言う。

となっており、労働組合の活動の刑事上の保護(労働組合法1条2項)、労働組合の活動の民事上の保護(8条)、不当労働行為の禁止(7条)、労働協約の保護とその効力(16条以下、労働基準法92条)で、しっかりと保護されていると学びました。

個人で会社などに交渉しても、なかなか請け合ってくれない現状もありますが、労働組合が団体交渉を要求した場合、拒絶できない。だから、働く会社で労働組合がない場合、個人加入できるユニオンに加入して、相談することが大事です。私も川口ユニオンに加入しています。

笹山弁護士の学習は40分でしたが、濃い内容でした。権利は発生原因があり、それが必要だが、人権は人であることだけで主張できる権利だと。憲法を活かす暮らしを取り戻すため、学習しなければと、つくづく思いました。

青年からの発言では、学生ユニオンの組合員で、私鉄での働き方で活動している大学生の男性からの発言。駅での人員不足はバイトが補っている状況だと。会社との交渉での答弁で、何かあった時にどうするのかと聞いたところ、人員数は事故は想定していないのだと驚くべき発言があったと報告。二人目は、北海道医労連で管理栄養士として働く、岩崎さん。病院で働くには、管理栄養士の資格が必要にもかかわらず、給与体系では、単なる栄養士となっている。2800人いる組合員に管理栄養士は15人だが、何度も全体での発言を繰り返し、組合としての要求に組み込むことができ、団体交渉で給与体系を引き上げる回答を得たと報告。

質疑応答のところで、労働組合は遠い存在であるとか、声を上げることは職場での関係が悪くなると不安もあるとか、若い人の率直な気持ちが聞けて良かったです。

娘も質問をしたかったと言っていたので、何?と聞いてみると、「会社がおかしいと思った時に、なぜ変えようと思うのか。会社を辞めようとは思わかなったのか。」ということでした。「聞いてみればよかったのに。たぶん、そういう人が多いと思うよ。」というと、「そんな人ばかりでは、社会が変わらないよね。」と。

答えがわかって、聞いてみたかったのか。

笹山弁護士の話は、ぜひ聞いてもらいたい。

管理栄養士の岩崎さん

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